お知らせ

vol.1 まずは自己紹介

どうもいらっしゃい!
松廼家八好と申します!

星の数ほどあるサイトの中から、よくぞあたしのホームページに来てくださいました!ありがとうございます!実はあたしも旦那のことを見て素敵な方だなぁ見に来てくださらないかなぁと思ってたんですよ。さすが旦那!目の付け所が違いますね。あたしの目に狂いはなかった!よっ!日本一!

あたしは、東京都出身の幇間で、、、あっ!そうそう。でもね。そもそもあたしの名前が読めないって方結構多いんですよね。ずばり言っちゃいましょう。あたしの名前は、まつのやはちこうと申します。松廼家ってのがちと、読みづらいですよね。これは名字ではなく、噺家さんの三遊亭や古今亭、林家なんてのも同じで亭号ってやつです。なので呼んでくださる時に松廼家さんなんて旦那は仰っちゃいけませんよ。名前の方をお呼びくださいまし。八好!ってね。この八好ってのもたまに、はっこうさんと読んじゃう方がいらっしゃいましてね。なに?わたしもそう思った?あたしそんなに発光して輝いて見えます?(笑)違う違う!輝いてるのは旦那の方ですよっ。弱ったねしかし。正式には、はちこうってんですよ。忠犬ハチ公のはちこう。だからここで、あ〜たみたいな素敵な旦那が見に来てくださるのを待ってたって訳ですよ。

で、職業が幇間でございます。俗称をたいこもちと申しまして、業種名を酒間幇助業と言います。まあ、ひらたく言うと男の芸者でございますね。江戸のはじめに歌舞伎役者さんが兼ねていたとも言われておりますが、専業の幇間が生まれたのが江戸の中期。吉原が発祥とお聞きしております。だから400年くらい続く由緒正しい職業なんですよ。昭和10年には、日本全国に470人居たと言われておりますが、令和の今現在正式な幇間というのは、浅草花柳界にいる6人のみとなってしまいました。これがどれくらい珍しいかというと今日本に、パンダが9頭いるんだそうですよ。(笑)だからパンダより少ない!ね。珍しいでしょ。実は地方にも少しいらっしゃる様ですが、改めて立ち上げて頑張ってらっしゃる方々ですので、江戸から師弟関係で繋がっているのは浅草の6人というわけです。で、あたしはその6番目。ちゅうけん八好なのに、ペーペーなんです。(笑)だからあたしが最後の幇間。旦那可愛がるなら今のうちですよ。

と、こんな感じで見たものや感じたこと、ご紹介したいものなど少しづつ綴っていこうと思っておりますので、以後お見知り置きくださいまし。


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